実は作曲者が森山直太朗さんで、弾き語りセルフカバー動画をアップされてるんだよー!
1ヶ月ほど前になりますが、森山直太朗さんのYoutubeチャンネルで花屋さんの前でこの曲を歌う弾き語り動画がアップされました。
原曲とはまた違った良さがあり、僕も感動のあまり楽譜を作って演奏もコピーしましたのでシェアしていきたいと思います。
ちなみにカポ2につけると直太朗さんのキーで演奏できます。
YouTubeチャンネルに解説動画がありますので参考にしてみてください。
当記事と組み合わせることで初心者の方でも頑張ればコピーできると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
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Aメロ
Aメロのコード進行
| G(9,13) Bm7 | C G | C Bm7 | Am7 D7sus4 D7 |
| G(9,13) Bm7 | C G | C Bm7 | Am Em |
| C Bm7 | Am7 D7 | D7sus4 D7/F# |
Aメロのポイント
前回の玉置浩二さんのメロディーの時と同様、指弾きアルペジオで演奏されます。
奏法のコツについてはそちらで解説していますので参照してください。
演奏ポイントですが、全てのCコードのところで、左手中指をハンマリングしてコードに動きを出しています。
さくらでも同様のテクニックが使われており、どうやら直太朗さん“手癖”のようです。
それからG(9,13)やAm→Emのところでコードを弾くだけではなく歌のメロディーラインを弾いています。
歌いながらソロギターを弾くようになるので少し難しいですが、ただコードを弾くよりグッとアルペジオのクオリティが上がりますので意識してみてください。
間奏
間奏のコード進行
| G D7 | Em Dm7 | C Bm7 | Am7 D7 |
間奏のポイント
ここではソロギターでの演奏になります。
ソロギターのコツは、まずはメロディーを耳で覚えてしまうことです。
その上でコードを弾きながら、耳でメロディーを探していくことをお勧めします。
TAB譜でソロギターをコピーしようとすると、自分が今なんのコードを弾いているかがわかりづらくなってしまうんですよね。
TAB譜とは、ギターの指板を図面にし数字が書かれている譜面のことです。初心者の方でもギターのどこを押さえればいいかが視覚的にわかりやすい譜面なのですが、数字ばかりを目で追ってしまい押さえているコードがわかりづらくなる欠点があります。
なので難しいかもしれませんが、コードを弾く→メロディーを探すというプロセスで頑張ってみてください!
耳の力も鍛えられるので、音楽力が大きく向上しますよ!
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サビ
サビのコード進行
| G D/F# | Em Em9/D | C Bm7 | Am7 D7sus4 D7 |
| G D/F# | Em | C#m7(♭5) | CM7 Bm7 | Am Em |
| C Bm7 | Am7 D7 G |
サビのポイント
コードと歌い方にポイントがありますので解説します。まずはコードから。
サビではべースラインが下降するようなコード進行になっていて、さくらとほぼ同様な進行です。
コードを押さえるポイントですが、C#m7(♭5)→CM7→Bm7のところ、C#m7(♭5)は開放弦を使わない押さえ方、CM7、Bm7はバレーコードで弾いています。
これはコードチェンジ時の手の無駄な動きを最小限に抑えるためにこのような押さえ方をしています。
C #m7(♭5)とCM7には開放弦を使った簡単な押さえ方もあるのですが、試しにそれを使った以下のコードチェンジを試してみてください。
CM7からBm7に行く時に結構忙しいチェンジになってしまいませんでしたか?
なのであらかじめCM7の時にバレーコードの形を作るためにこのように押さえているのです。
形があまり変わらないということは、コードを押さえ間違える確率も低くなりますよね。
プロは技術が高いのももちろんですが、自分が絶対にミスらない自信のある技術で演奏していると言えます。
プロがミスらないのはこういうことだったのか…。
歌い方についてですが、スラーがかなり多用されていて、意外と細かく音程が動いていることがわかります。
”そこに咲くだけで”のあるだけのところなんか、「咲く↓うだ↓あけ↓えで」と16分音符で音程が下降しています。(わかりづらいと思うのでここは動画を参考にしてください笑)
「さくら」では裏声と地声を行ったり来たりすることで、ひらひら舞い落ちる様子を表現していると直太朗さんがおっしゃっていました。
「花」ではただそこに咲いて風にゆらゆら揺れている様子をこのスラーで表現しているのではないでしょうか。
おわりに
さくらとほとんど同じコード進行やなのに、全く違う曲だったな。
コード進行が同じでも、メロディーや曲で伝えたい想いが違うから、全然違う曲になるんだろうねー。
美しい日本語で書かれた美しい名曲「花」でした。
弱った時、うまくいかない時に寄り添ってくれるような優しい曲ですね。
裏声で繊細に歌い上げると、曲とマッチして伝わる演奏になると思いますので頑張ってコピーしてみてください。
それでは!
あれ?この曲って中孝介さんが歌ってなかったっけ?