会社員は忙しいからね…。夜クタクタになって帰ってきてからなかなか楽器に触る気になれず、ベットで寝ながらスマホばっかり見ちゃうんだよー。
この記事でわかること
- サラリーマンが音楽活動をやる時間の作り方
- ブログとYoutubeを同時に運営する方法
- ブログ、Youtubeという発信活動を続けるメリット
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目次
①どうやって音楽活動の時間を作っている?
Youtubeとかブログにかなり時間を費やしてるみたいだけど、お前ほんとに働いてんの?
ちゃんと働いてるよー!ほぼ毎日定時で帰るし毎週水曜日に休暇を取ったりしてるけど…。
2021年3月から本格的にYoutubeとブログに取り組み始めてから、約半年が経過しました。
ぶっちゃけ収益に関しては月にジュース1本買えるくらいにしかなっていませんが笑。半年間何とか継続することができています。
残業時間については社員の平均が毎月30時間くらい。僕は残業を極力少なくしているので、大体月15時間くらいです。かなりホワイトな状態であると言えます。
ちなみに既婚です。子供はまだいません。
方法その1.まずは会社の仕事を完遂する
えっ?音楽活動のために仕事を極力やらずに早く帰ったほうがいいんじゃないの?
僕も入社してしばらくはそう思っていたんだけど、それだと心が落ち着かないんだよね。そして結局不安で趣味も何もできなくなっちゃうんだよ…。
いきなり会社の仕事を頑張れって話かよ!と思う方もいらっしゃると思うのですが、会社員7年目の僕が思うに、それが1番土台になると思います。
現段階では結局1日の中で1番長く時間を費やすのが会社の仕事なわけで、それがうまくいかなければ人生は上手くいかないといっても過言ではないでしょう。
それに最近思うのですが、やっぱり会社の仕事ができない人がブログやYoutubeなどで成果を上げることは難しい、と思うのです。
なぜなら会社の仕事って、やるべきことがもう決まってますよね。最初のうちは上司から指示されたこと、先輩に言われたことをやればいいわけです。
もうちょっと経験を積むと、大きなプロジェクトだったり、部署の年間目標などを視野に入れながらその決められた仕事をやればいいのです。
”これをやっていれば確実に成果が出る、評価がもらえる”というものが提示されているということです。こんな簡単なことはありません。
これに対してブログやYoutubeというのは、何をやれば成果が出せるのかがわかりません。
どんな記事、動画が求められているのかをリサーチ、予想し、企画を立てる。自分の実力と相談し実現可能かどうかを判断する。
成果が出るかどうかわからないものに対して、時間と労力をかなり費やしてもほとんど誰にもみられない…。
こんなことが1年とか2年とか続くわけですよね。
当たり前ですが、会社で成果を出す方が圧倒的に簡単なのです。やればいいだけですから。
だからまず会社の仕事を高いクオリティでできるようになることが、ひいてはブログやYoutubeで成果を出すいい練習になると考えるのです。
とはいえ僕も会社の仕事をまともにやり遂げられるようになるまで丸5年とかかかってますから、新入社員とか2、3年目の人は焦る必要はないです。
ゆっくりじっくり、牛歩でも確実に成長していけばいいわけですから。
会社の仕事が不安なく完遂できるようになると、次第に生活に余裕が出てきます。
その余裕を以て副業や趣味をやれば、変に気負わず気楽に続けられるということです。
方法その2.早朝、昼休みに作業時間を確保する
1日10〜12時間とか会社に時間を拘束され、睡眠時間や食事、風呂などの時間を考えると1日3〜4時間くらいしか作業時間を確保できません。
急な残業やトラブル対応などがあれば当然その分会社の時間が増えたりもします。
その中で確実に作業できる時間はもう”朝”と”昼休み”しかないです。
僕はブログ、Youtubeを始めてから毎朝30分だけ早く起きるようになりました。
えっ?たったの30分?サラリーマンブロガーとか5時とかに起きて鬼作業してるイメージなんだけど…。
いきなり5時に起きようたってそれは無理。僕は大体6時半くらいに起きてるよ。それも”自分の実力と相談して実現可能かどうかを判断する”ということだね。
30分あればブログを書いたり、Youtubeの台本を書いたり、撮影したりと、割と一つの単位作業を終えられるくらいの時間になります。
朝は集中力も高いし、出社時間という締切効果もあって確実に成果を上げられる時間ですね。
朝は「脳のゴールデンタイム」とも呼ばれ、1日の中でもっとも生産性が高い時間であると言われています。
それを確実に毎日積み重ねれば、平日5日間で2時間半、1ヶ月で10時間になります。
最初の頃は早起きすることによって会社の仕事のクオリティが下がってしまうのではないかと不安でした。
業務分担の変更直後などで慣れない仕事をしているときは「疲れたなー」と思うことが多かったですが、1ヶ月もすればルーティン業務で疲労を感じることはほとんどなくなりました。
人間て、意外と適応能力の高い動物です。やってればすぐに慣れるもんです。
生活にメリハリが出て、健康にもいいですよ!
それから昼休みですが、大体10分くらいで食事を済ませ、30分ほどブログの執筆なり台本書きなり、主に文章を書く作業をやっています。
会社にはパソコンではなくIPadを持って行ってます。これにBluetoothのワイヤレスキーボードを繋げてタイピングすることで、パソコンとほぼ同じスピードで作業できます。
スマホのフリック入力でも文章は書けますが、やっぱりスピードが段違いです。これ、かなりおすすめです。
方法その3.どんなに忙しくても1日5分は作業する
このあたりから方法論というよりも精神論になってくるのですが、これがめちゃくちゃ大事です。
継続ができないとはどういうことかというと、1日1分すらやらない日が1日、2日、3日と徐々に増えていき、しまいには全くやらなくなるということです。
逆に言えば1日1分でも1秒でもそれに取り組んだとしたらそれは継続できている、ということなのです。
よく行動のハードル下げることが大事だ、と言いますが、まさにその通り。
「だるいけど1分ならやれるかな…」という感じでブログの編集画面を開いて1文字でも書き始めれば、大抵10分くらいは最低でもやるもんです。
それから僕は全てのデバイスをアップル製品で揃えているアップル信者です笑笑
台本執筆には「メモ」Youtubeサムネイル作成には「keynote」(どちらもアップルの純正アプリ)を使っています。
パソコンで作成したものがiCloudで自動的に各デバイスに共有されることも、行動のハードルを下げる要因になっています。
仕事の待ち合わせで早く現場に着きすぎてしまった時など、いつでもどこでもその気になればスマホでも作業を再開できることが継続するコツの1つです。
②Youtube、ブログを同時運営する方法
ブログとYoutube、文章と動画って色々やること多すぎて大変じゃないの?
確かに大変だけど、全く別々の作業というわけではないんだよー!
音楽というジャンルに限った話かもしれませんが、僕が行っている同時進行をする方法が2つありますので紹介します。
方法その1.ブログをYoutubeの台本として運用する
僕がYoutubeに動画を投稿する場合の工程を紹介します.
- 企画(僕の場合選曲など。これが1番大変)
- 楽譜作成
- ブログ執筆(これが台本の元になります)
- 台本作成
- 動画撮影
- 動画編集&投稿
大まかに分けて6つの工程になります。この合間に弾き語りの練習が入ります。
楽譜を作成したり弾き語りの練習をしていく中で、楽曲の特徴やポイントが見えてきます。
見えてきた段階ではぼんやりしているのですが、それをブログに文章で言語化することで明確なものになっていくのです。
そうしてできた記事を、今度は口語体で表記すると台本になります。
このようにすることで、ブログをやりながらYoutubeの構想を練ることができる。もっと言うと、ブログがあるからこそYoutubeに動画を投稿できると言うことなのです。
またこうすることで例えばYoutubeだけやっていたとしたら作成されるコンテンツは1つですが、ブログと同時運営していれば1つの企画に対して2つのコンテンツを投稿することになります。
方法その2.サムネイル、ロゴは共用にする
Youtubeに投稿する場合、非常に重要になってくる要素がサムネイルです。
先ほど言った通り僕は”keynote”でサムネイルを作成しています。
またこのブログのロゴは”Canva”というサイトで作成しました。
作ったサムネイル、ロゴはYoutube用、ブログ用と分けるのではなく、せっかくなので同じものを使い回してしまいましょう。
そのほうがブランディングにも有利だし、何より1粒で2度おいしい、作業時間の短縮に繋がります。
凝り始めるとサムネイル一個作るのにも30分とか1時間とか費やす時もあるので、2つや3つのものに利用できると作ったかいがあるものです。
このようにして、作ったものを色々なところで使い回すということも、ブログとYoutubeを同時運営していく上で重要な考え方になります。
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③ブログ、Youtubeを同時運営するメリット
ブログかYoutubeどっちかに絞った方が成果が出やすい気がするけど…どうなの?
2つ運営するからこそのメリットがあるから、順に紹介していくよ!
同時運営することによって得られるメリットが3つありますので紹介します。
メリットその1.モチベーションを継続しやすい
ブログとYoutubeは文章と動画という媒体の違いはあれど”情報発信”という観点から見ると同じようなことをしていると言えます。
僕は週に1本の動画をYoutubeに投稿していますが、「週に1回」というスパンでは継続できているかどうか不安になる時があります。
そこで合間合間に動画投稿より手軽にできるブログの執筆作業を挟むことで、毎日情報発信に関わる作業をしているという状態を作り出すことができます。
Youtubeだけを運営していて週1本投稿の場合、弾き語り練習や企画を考えるという作業においてはアウトプットはありませんよね。
2、3日アウトプットをしない日を過ごしてしまうと、もう一度エンジンをかけ直して情報発信作業をやる感覚になってしまいます。
「アウトプット」「情報発信」に対して常にアイドリング状態でいることを継続させるために、Youtubeとブログを同時に運営することが非常に重要になってくると思います。
なるほど〜、確かに毎日やることでそれが癖になり習慣になっていくもんな。”週一回”の動画投稿では、なかなか習慣にはしづらいかもしれない…。
また、Youtubeとブログでは”収益化”にかかる時間が全然違います。
Youtubeはチャンネル登録者数1000人と総再生数時間4000時間という、非常に高いハードルを超えなければなりません。
僕のチャンネルの伸び方を考えると、1年くらいはかかりそうです。
これに対してブログはGoogleアドセンスの合格要件を満たせば、早い人で1ヶ月もかからないくらいで収益化することができます。
Googleアドセンスとは、Googleが提供するWebサイト向けの広告配信サービスです。サイトに貼ってある広告をクリックすると、そのクリック数に応じてサイト運営者に広告料が支払われます。
僕はブログを運営し始めて3ヶ月ほどで合格することができました。
冒頭で言った通り月に缶ジュース一本くらいの収益ですが、0円と1円ではモチベーション維持においては天と地ほどの差が生まれます。
もしYoutubeだけをやっていたとしたら、最初の1円を稼ぐまでに時間がかかりすぎて挫折していたことでしょう。
メリットその2.権威性を育てることができる
ジャンルが音楽でブログだけをやっていた場合、「偉そうに解説しているけどお前本当に楽器弾けんの?」っていう疑問が確実に生まれると思います。
人に文章を読んでもらうためには、発信する内容よりも、どんな人が発信しているのか?の方が圧倒的に重要です。
そこでYoutubeで解説、演奏動画を投稿することで、歌や楽器演奏の技術を有している、楽譜を作成するスキルを有しているなどの権威性を証明することができるのです。
特に僕のように音楽とは全く関係のない職業のサラリーマンが楽曲の解説をする場合、競合となる人たちは職業が音楽講師だったりとプロであることがほとんどです。
どこどこの講師である、プロであるというバックボーンがないので、とにかく「演奏ができる」「楽譜が作れる読める」ということを動画で証明しなければ誰にも見てもらえないということになりかねません。
歌唱、演奏技術だけでは勝負ができないので、楽譜を作って解説するなど人がやらないことで他の人とは違う価値を生んでいかなければなりません…。ジャンル選び間違ったかな?笑
メリットその3.リンクを貼ることで相乗効果が得られる
Youtubeの概要欄にブログ記事のリンク、ブログ記事内にYoutubeの動画を埋め込むなどすることで、異なる層に同時にアプローチすることが可能です。
一般的にYoutubeの視聴者層は娯楽を求めている層、ブログ記事を検索する人たちは困り度が高い層というように、どちらか片方だけを運営していては自分のコンテンツを届けることができない視聴者層があるわけです。
Youtubeとブログでそういった層の人たちに同時にコンテンツを届けることで、リンクが貼ってある動画の視聴回数、記事のPV数をアップすることが見込めます。
Youtubeやブログにはアナリティクス機能というものがあり、視聴者が自分の動画やページにどのように辿り着いたかを知る機能があります。
そこに相互リンクされているブログからとか、Youtubeの概要欄から記事を見に来たという情報を確認できます。
おわりに
同時運営は大変だけど、メリットはたくさんあるんだな。
文章や画像だけでは伝えづらいジャンルを選んだ人は、絶対に同時運営がおすすめだよ!
最近感じた情報発信に関わることを長々と書いてきました。
最後に伝えたいのですが、継続において非常に重要な要素が「他人と比べないこと」だと思っています。
SNSを見てみると始めて1ヶ月でチャンネル登録者◯千人とか、◯万PVとか、本当にエゲツない成果を超短期間で出している方をたくさん見かけます。
でもきっとその短期間で成果を出すまでに他のことで数えきれないほどの努力と工夫と挫折を繰り返しての成果でしょうから、あまり鵜呑みにしないことです。
マイペースに気楽に、週1投稿でも継続することが1番大事だと思いますので、同じように情報発信で思ったような成果が出てない方は、気長にがんばりましょう。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
学生時代は音楽やってた人が社会人になった途端パッタリと辞めちゃうこと多いよな…。