たしかに1980年代の曲だけど、最近YOASOBIのボーカル幾多りらさんがカバーして話題沸騰中の曲なんだよ〜!
原曲は昭和の歌姫松田聖子さんです。
歌謡曲ですが、コード進行やサックスソロからJAZZっぽい感じがする名曲ですね。
YouTubeチャンネルに解説動画がありますので参考にしてみてください。
原曲キーはE♭。ギターのチューニングを半音下げにするととても弾きやすくなります。
レギュラーチューニングではギターの太い弦から「EADGBE」の順にチューニングしますが、半音下げチューニングでは「E♭A♭D♭G♭B♭E♭」でチューニングします。チューナーを使って全ての弦を正確に半音下げにしましょう。
動画でも半音下げチューニングで演奏しています。
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目次
イントロ
イントロのコード進行
A | B | C | D
E | E9 | A | Am6
E | E9 | A | F#m7/B
イントロのポイント
印象的なイントロですのでぜひソロギターにチャレンジしてみてください。
Eコードはギターの6弦の開放弦を弾くことで、弦を押さえることなくベース音が弾けます。
その上で自由にメロディーを弾くことができるわけです。
Aコードもギターの5弦がベース音だから同様ですね。
バックで鳴っているコードを意識しながらメロディーを弾くのがソロギターのコツですよ。
メロディーも開放弦をうまく使って演奏しましょう。
ギターという楽器は、同じメロディーでも複数のポジションで弾くことができる楽器です。
コードを弾きながらメロディーを弾くにはどのポジションが1番弾きやすいかを考えてみましょう。
Aメロ
Aメロのコード進行
E | E7 | A | Am6
G#m7 | C#m7 | F#m7 | B | B/A | G#m7 | C#m7 | F#m7 | F#m7/B
Aメロのポイント
コード進行の前にリズムについて解説します。
この曲には”三連符”というリズムが使用されています。
「タン|タン|タン|タン」という一拍の「タン」を3等分します。
「タタタ|タタタ|タタタ|タタタ」という三連符になりますね。
常にこの三連符を意識しながらギターも歌も演奏するようにしましょう。
それからコードについてですが、バレーコードのコードチェンジをやりやすくしましょう。
G#m7→C#m7、F#m7→B、F#m7→F#m7/Bとチェンジする時ですが、セーハしている人差し指を押さえ直しをせずにコードチェンジすることがコツです。
特にF#m7→F#m7/Bの時は左手は何も動かしていません。
このようにコードチェンジ時の労力を最小限に抑えることが見た目も美しく演奏するコツになります。
森山直太朗さんのさくらでも解説したアコギ演奏における重要なポイントになります。
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サビ
サビのコード進行
E | G#(♭13) | G#7 | C#m7 | E13 | E7 | A | F#m7/B | B
E | G#(♭13) | G#7 | C#m7 | Am6 | G#m7 | C#m7 | F#m7 | F#m7/B
サビのポイント
この曲全体を通してなのですが、「ブルーノートスケール」が多用されています。
Eメジャーを例に取ると、音階は以下のようになっています。
普通のドレミファソラシドですね。これに対してブルーノートスケールの音階はこのようになっています。
メジャースケールに♭3、♭5、♭7が付加されている音階となっています。
おお〜!なんかシブくてかっこいいな!
しかもメジャーとマイナーどちらでも使えるんだよ!
ブルーノートスケールはメジャースケールの音とマイナースケールの音をどちらも含んでいるため、Eブルーノートスケールは、Eメジャーの曲でもEマイナーの曲どちらでも使えます。
サビの歌詞のうち、ゆめだけ、見えるのは、やさしさも今は、あまい、の黄色の部分がブルーノートにあたります。
SWEET MEMORIESではこのブルーノートを意識して歌うことがポイントになります。
SWEET MEMORIES演奏ポイントまとめ
- ソロギターではバックで鳴っているコードを意識し、開放弦を有効利用する
- 三連符を意識する
- バレーコードのコードチェンジをスムーズに行う
- ブルーノートを意識して歌う
普通の歌謡曲と比べてJAZZっぽいのはこういう原因があったのか…。
JAZZと歌謡曲を見事に融合した名曲だね〜。
バレーコードが多くてとても手が疲れますが、普通のフォークソングばかりやってて飽きてきた、なんて方におすすめの練習曲です。
以上、SWEET MEMORIESのギター弾き語りコード解説でした。
まためちゃくちゃ古い曲を…。お前何歳?