その悩みにぶち当たるよね〜。練習すればするほどわからなくなるという…。僕の経験から、スランプの抜け出し方について説明するのでぜひ読んでいってよ!
僕は高校生からギター始めたのでおよそ16年のギター歴になります。
その中でこの頃はすごく上達した!
逆にこの頃は全然変わらなかったな…というスランプの時期がありましたので、両方の視点からギターを上達させる方法について解説していきます。
YouTubeに同内容の動画を投稿しましたのでそちらも併せてご覧ください。
こんな人におすすめ!
- 毎日ギターを弾いてはいるけど、上達していない気がする人
- 音楽の力を効率的に伸ばしたい人
- 上達のきっかけが欲しい人
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目次
そもそもスランプとは?
いきなり核心に迫りますが「スランプ」の原因、僕の中でははっきりしています。それは…。
新しいことに挑戦していないから。
言ってしまった。でもほんとーにこれに尽きるのです。
ドキッとした人もいらっしゃるでしょう。
かつての僕もそうでした。
プロの作曲家兼ギタリストの方のライブを見に行った後、お話しする機会がありました。
そこで僕は
最近ギターの腕が伸び悩んでいるのですが…。
なんて非常にぼんやりした悩みをお話ししたところ
「それは新しいことに挑戦していないからだね。」
とはっきりと断言されました。
体に電流が走るような衝撃を受けると同時に、しっくり腑に落ちたのです。
何気ない言葉でしたが、図星をつかれハッとしたのを覚えています。
思えば大学4年生くらいから、知らない曲やジャンル、新しい音楽の知識を取り入れることを怠っていたことに気づきました。
当たり前のことだけど、改めて言われるとその通りだな…。
弾けるようになった曲やフレーズを何千回、何万回練習しても「上達」はしないのです。
常に弾けないフレーズ、知らなかった曲、ジャンルに挑戦していかないと、残念ながら停滞してしまうのですね。
何もギターに限った話ではなく、人生のあらゆることがこの言葉のおかげでうまく回り始めました。
仕事や趣味や日常生活、思考や習慣に至るまで、常にアップデートする癖がついたのはこの言葉をもらったおかげですね。
ほんの少しでいいんです。
1日の中でどんなに小さいことでも今までやってこなかったことに挑戦すれば、それは成長になりますから意識してみてください。
実力が大きく伸びた時にやったこと
1.学生時代ポール・ギルバートの完コピを目指した
大学の頃、MR.BIGというアメリカのハードロックバンドのスーパーギタリスト「ポール・ギルバート」が大好きで、よくコピーしていました。
MR.BIGのコピバンも組み、軽音楽部でよく演奏していたのを覚えています。
非常に難易度の高い曲が多く、コピーしているだけで相当練習になっていましたね。
それからポール・ギルバートの教則ビデオを何回も見直し、フレーズや練習方法、考え方などをよく真似ていたように思います。
まさにメンターといえる人物で、この人のようになりたい!と強く憧れていました。
2.楽譜を作るようになった
スランプの項で出てきたプロの方に「上達したければ楽譜を書きなさい」という言葉もいただきました。
その言葉通り1年目は五線譜のノートを買って手書きでコードとメロディー、リズムの情報を入れた楽譜を書き始めました。
2年目以降は「finale」(フィナーレ)という楽譜作成ソフトを使って綺麗な譜面を作れるようになりました。
楽譜を作り始めて以来、音楽を視覚的に理解することができるようになり、理解が深まったと思います。
メロディー譜を目で追いながら歌うことで、ピッチとリズムの安定感は格段に上がりました。
自分で楽譜を書くのはかなり大変ですが、楽譜を作成する手順を踏むことで曲の理解が格段に上がりますので、楽譜を書くことを強くおすすめします。
いきなりソフトを使っての作成はハードルが高いですから、手書きから始めてみてはいかがでしょうか。
このノートがおすすめです。僕もこれを使っていました。
3.動画を作って公開する
YouTubeでもTwitterでもInstagramでもなんでもいいですから、動画を作ってみんなに公開しましょう。
なぜ公開するのがいいかというと、人に見てもらう前提で演奏するようになるからです。
他人の耳に取って不快な音になっていないか、リズムはずれていないか、音程は取れているか。
動画を作って自分の演奏を客観的に聞くことで、本当にいい音で演奏できるようになります。
当然最初からうまく演奏できるわけはありませんので、気長に1年くらい動画投稿を続けてみましょう。
ライブ演奏やスタジオ練習でもいいですが、大事なのは録音して後から聞き直すことです。
おそらく初めて自分の演奏を録音したものを聴くと、あまりの下手くそさに絶望することでしょう笑笑
大丈夫、音楽をやるもの全員が通る道です。
それを乗り越えてみんないい音になっていきます。
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これをやればもっと上達できそうな練習
音楽をやり始めてから今まで、全然やってこなかった練習があります。
それがリズム練習。
メトロノーム練習地味でつまんなくてやりたくないんじゃー!
こんな感じでずっと避けてきたのですが、今日この瞬間からやり始めようと思います。
個人的な感想ですが「あっ、この人マジうまい!」って感じる人の演奏はリズム感が抜群にいい人ばかりです。
リズムのキレ、グルーヴがあり、聴いてるだけで踊り出したくなるような演奏をする人っていますよね。
きっとあれは地道なメトロノーム練習の賜物なのだと思います。
おわりに
この練習をしておけば大丈夫!みたいなものはないってことか…。
残念ながらその通り。自分で足りないものを考えて練習しなければならないということだね〜。
厳しいようですが、上達するには頭を使って練習しなければなりません…。
足りない技術や能力はその人によって違うからです。
初心者の頃は何をやっても上達しますが、上級者になればなるほどこの考え方が重要だと思いますね。
楽器の上達には地味なコツコツとした努力が必要不可欠だと思います。
共に地道に続けていきましょう。それではまた!
何曲か弾けるようになったけど、最近全然上達してる気がしないんだけど…