B’zのサブスクリプションがついに解禁されましたね!定額で全曲聴き放題の中、改めてB’zの曲を聴き直している方も多いのではないでしょうか?
数ある曲の中でもギターイントロが印象的な、いつメリをやっていきたいと思います。
クリスマスまであと半年ほどありますが、今のうちに練習して12月には弾けるようにしておきましょう笑
YouTubeチャンネルに解説動画がありますので参考にしてみてください。
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目次
イントロ
イントロのコード進行
- CM7 | Bm7 | Am7 | D | GM7
イントロのポイント
コードネームで見るとそんなに複雑じゃないですね。でも演奏するのはなかなか難しいですよ。
特にDコードが難しいです。けっこー指を開きますね。
ただ幸いなことにアルペジオなので、コードチェンジの瞬間にすべての弦を押さえる必要はないのです。
右手のピッキングに間に合うように、順々に押さえて行けば音は鳴ってくれます。アルペジオの特権ですね。
もうなんかこのイントロ弾けるようになっただけで満足しちゃいますよね!笑
誰もが知ってる印象的なフレーズを弾けるようになったとき、ギターやっててよかったなと思える瞬間です。
夜空ノムコウとかもそうでした。夜空ノムコウ 弾き語りギター講座 コードに秘められた感情の変化について
Aメロ
Aメロのコード進行
- CM7 | Bm7 | Am7 | D | GM7
- CM7 | Bm7 | Am7 | D | GM7
Aメロのポイント
イントロのフレーズを弾きながら歌わなければなりません。慣れるまでなかなか難しいですよ。
B’zのギターとボーカルのいいとこ取りをするというのは、結構難しいことなのです笑。超人ボーカリストとスーパーギタリストの2人組ですからね。
その昔ギリギリchopのギターが弾けるようになったので、ギターボーカルでやってみたい!と挑戦したことがありましたが、難しすぎて挫折した経験があります笑
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Bメロ
Bメロのコード進行
- CM7 | Bm7 | F#m7(♭5) | B7 | Em | D | G
- Am7 | D7 | G | Cadd9 | F#m7(♭5) | B7 | D
Bメロのポイント
イントロやAメロと似たようなコードが出てきますが、同じ押さえ方ではないものが結構出てきました。
ここでアルペジオの特権がまた出てきました。
弾かない弦は押さえなくいい!ということでF#m7(♭5)の押さえ方が1回目と2回目で少し違いますね。
GやCadd9も必要最低限鳴らす音だけを押さえる指板にしております(Youtube動画の楽譜参照)。なるべく楽をしていきましょう笑
さて、ここではF#m7(♭5)特徴的に使われている場面です。
m7(♭5)は“ハーフディミニッシュ“とも呼ばれ、結構緊張度合いの高いコードです。
m7(♭5)については“さくら”の記事で詳しく解説しておりますのでそちらもどうぞ。森山直太朗「さくら」ギター弾き語りコード解説!プロのコードチェンジには秘密があった…!?
「1人で幸せだった」という詞でBメロは終わりますが、何かを予感させるというか、この先幸せなまま終わりそうにはないですよね(怖)。サビを見てみましょう。
サビ
サビのコード進行
- G | D | C | G | C | D | G
- Em | D | C | G | Am7 | Bm7 | C | D
- G | D | C | G | C | D | G
- Em | D | C | G | Am7 | Bm7 | CM7
サビのポイント
題名が「いつかのメリークリスマス」だけあって、歌詞は過去形が多用されています。
曲調から考えても、ハッピーエンドでなかったことは明らかです。
幸せだった期間があり、その後フラれてしまったと推測される歌詞です。
サビの最後のコードがCM7で終わりますが、なんとも甘苦い過去を振り返って感傷的になっている気持ちが表現されていると思います。
CM7はCにM7のテンションノートが乗ったコードでありますが、Cコードの上にEmコードが乗っている、と解釈することもできます(動画参照)。
明るい響きの上に悲しい響きが乗ったコードであるがゆえに、幸せだった恋人期間、その後訪れる別れの辛さを表現するにはぴったりなコードが選定されていると思いました。
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おわりに
稲葉さんが書く歌詞からは、どことなく繊細で、あまり人に想いを伝えることが上手でない不器用さや、それゆえの優しさが滲み出ていると感じます。
多くの日本人の方にとってそういった奥ゆかしさがあり、それゆえに共感してしまうのでしょう。
本当に素敵な方だと思います。大ファンです(今更)。
それからあるインタビュー番組で、「なぜB’zは売れ続けるのか?」という問いに、数秒間の熟考の末、以下のように回答されていました。
「とにかく“手を抜いていない姿を見せる“ということをテーマとしてやっている」
その人の“本気度”って、周りの人に伝わるじゃないですか。B’zのどの曲、どのライブを見ても、圧倒的なエネルギーを感じますが、それにはこんな想いがあったんですね。
僕ももう30歳になりましたが、今後の人生「本気」でいられる時間をより多く過ごしたいなと思いました。
それではまた。