2023年3月末、今年度の副業収益を発表します!音楽の副業は稼げるのか!?

ライムちゃん

「音楽は稼げない」と言われて久しいけど、実際のところはどうなの?

たけちゃん

一般的にはそうだよね。「食っていけるのは一握り」ってみんな言ってるよね。

2022年度ももうすぐ終わりということで、僕の今年度の副業による収益について細かく解説していきたいと思います。

「音楽で稼ぎたいけど稼ぎた方がわからない…」

「音楽副業って実際のところどんくらい稼げるの?」

という疑問をお持ちの方はぜひご覧になっていってください。

YouTubeに同内容の動画もありますのでそちらもぜひよろしくお願いします。

https://youtu.be/M6a9rwkwKig

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2022年4月〜2023年3月の1年間の音楽副業収益の総額を発表!

いきなりですが、総額を発表します。ズバリ…

100,609円

でした。

年間の収益額としてはとても寂しい金額ですが…ひとまず内訳を見ていきましょう。

科目金額(円)
YouTube36,207
作曲30,000
演奏14,616
ブログ11,324
楽譜8,462
合計100,609
収益内訳

YouTubeの収益:36,207円

こちらはYouTube動画をご覧になるときに流れる広告による収益になります。

チャンネル登録者数再生回数収益額1再生あたりの単価
3,400人192,319回36,207円0.188円
2022年度の結果

これがYouTubeの広告収益の現実ですね。

登録者数の推移はこちらの記事を参照してください。

僕のジャンルは音楽の中でも「既存の楽曲の弾き語り解説」なので、楽曲の権利を持ってる方と収益を折半しています。

なので一般的なYouTuberに比べ、1再生あたりの単価が低くなってしまうのですね。

普通は0.4〜0.6円とも言われていて、僕の友人のチャンネルは単価1円を超えているそうです。

「既存の楽曲を使った動画」と「広告収益」は非常に相性が悪いと言えますね…。

ライムちゃん

金額は少ないけど、放っておいても入ってくる「ストック型収益」だからまあ良しとするか。

作曲の収益:30,000円

こちらはブログのメールフォームから依頼を受けて作曲した代金になります。

歌詞は書けるけど作曲はできない…という方からの依頼でした。

最初は1曲1万円、2曲目は1曲2万円にしていただき、合計で3万円となりました。

作曲の単価ですが、正直1曲2万円でも安すぎるくらいなので、今後クオリティをあげて最低でも1曲5万円にはしていきたいですね。

時給換算するとほんと悲しいくらい少ない金額でした泣

まあでも依頼を受けて作曲して、そして代金を頂けるなんてとても幸せな経験でしたので、今後もぜひ続けていきたいですね。

たけちゃん

作曲の仕事は相手の反応をダイレクトに見ることができて、とても充実感のある仕事でした。

作曲した曲はこちらで視聴できますので、興味があったらぜひ見ていってくださいね。

演奏の収益:14,616円

こちらは僕が新潟でやっているバンドのライブに出演したとき、バンドマスターから頂いたギャラ1万円と、友人の結婚式でバンド演奏した際に頂いたギャラ3,000円。

それからクラウドワークスで受注したアコギ音源の案件1件が1,616円。

合わせて14,616円でした。

バンド演奏を楽しんでかつギャラまで頂けるなんて、なんか申し訳ないくらいですね。

音楽ビジネスを真剣にやるまでは演奏してお金を貰う事しかイメージできなかったですが、これだけで生計を立てるのはそれこそ”ほんのひと握り”の人でしょう。

ブログの収益:11,324円

こちらはグーグルアドセンスの広告収益とアフィリエイトの金額を合計した額になります。

アフィリエイトもまた音楽とは非常に相性悪いものでして、単価がとても低いんですね。

サウンドハウスの商品を紹介しても、購入金額の2%しかブログ運営者に入ってきません。

単価で言うと30円から多くても400円くらいでしたね。

音楽で高単価の案件となると音楽教室への入会しかなかったりするので、音楽ブログ×アフィリエイトでまともな収益を出そうとなると相当な努力が必要になるのは言うまでもありません。

楽譜の収益:8,462円

こちらは僕がYouTube動画のために作成した楽譜をピアスコアというサイトで販売しています。

楽譜は1部440円で販売しており、売上額の70%が僕の収益となります。

これまで27部の楽譜が売れました!

EVERYTHINGだけは採譜に死ぬほど苦労したのもあり、550円で売っておりますので合計8,462円の収益です。

楽譜を販売するためには出版社に許諾を取る必要があり、なかなかすんなり行かないこともあります。

しかしこれも貴重なストック型収益ですので、今後さらに売れていくことに期待ですね。

ブログやYouTube、楽譜販売などのように1回苦労して投稿してしまえばあとは手を加えなくても稼げる収益のことをストック型収益と言います。逆に作曲や演奏など短歌は高いがその都度にしか収益にならないものをフロー型収益と言います。

在庫を持たないビジネスは後の管理が楽で最高です。

今後の収益拡大の方向性について

ライムちゃん

このままだと金額的に寂しすぎる気がするけど、次なる手は考えているの?

たけちゃん

そうだね、あまりに雀の涙すぎるよね…。でも一応来年度はこれをやってみよう!というのがあるので紹介するよ。

商品レビュー系の動画

来年度はこれですね。

YouTubeの更新をしばらく放置していたにも関わらず、ありがたいことにチャンネル登録者数は伸び続けていました。

登録者数5000人あたりから企業案件が舞い込んでくるそうなので、それに向けてぜひ商品レビュー動画を量産していこうかと思っています。

先ほどアフィリエイトは音楽ブログと相性が悪いと言いましたが、企業案件となれば別です。

企業から商品が無料で送られてきてかつ動画のネタになるため、1番時間のかかる「企画」も時短できます。

作曲系のレッスン動画

フルで作った楽曲は4曲(うち2曲は先程の受注作曲)ですが、1曲1曲かなり時間をかけてじっくり作ったため、ノウハウはだいぶ蓄積しました。

DTMソフトの使い方や作曲風景の動画を作成することで、また別の視聴者にアプローチしていければと思っています。

またそういう動画を見てくださった方の中から個別に依頼された作曲の仕事を行うことで更なる収益アップにつなげていきます。

作曲は単価が高いので、一気に収益アップを見込めるいいジャンルだと思います。

昨今はAIが目覚ましい発展を遂げておりますが、それを上手に使った作曲方法なんてものにもアプローチできたら最高ですね。

YouTubeメンバーシップを利用した有料会員

YouTube動画のコメントの中で「これは有料級の動画ですね」なんてコメントも頂けるようになりました。

自分としてはそんなに大したものではない…と思っていたのですが、そんなふうに思ってくれる方がいるのも事実です。

現在投稿している動画よりさらに踏み込んだ解説をしている動画を作成して、メンバーシップ制度を導入しようかと考えています。

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お金以外に得られたもの

ライムちゃん

お金はもちろん大事だけど、それ以外に何かいいことってあった?

たけちゃん

もちろんたくさんあったよ!むしろその方が大きかったよ〜!

単純に音楽のスキルが向上した

人に価値を提供するにあたって、やっぱり自己満足の趣味では絶対に到達不可能なステージまで自分のレベルを引き上げることができたと思います。

曲を分析して楽譜を作りまくったので、作曲のときにもすんなりコードが想像できるようになりました。

楽器の演奏力についても人に聴いてもらう前提で練習するようなったのがかなり大きいです。

今まで敬遠していたメトロノーム練習やスケール練習を取り入れ、基礎からもう一度練習しましたね。

勤めている会社で作曲を行うことができた

ライムちゃん

どういうこと〜?お前の会社って音楽とは全く関係ないんだよね?

たけちゃん

会社内でイベントがあってね。そのプロモーションソングを作曲するチャンスがあったんだよ〜!

こんなことが起きるんですね〜。

本業×副業によるシナジーが生まれた瞬間でした。

もちろん全力で作曲しましたし、会社のプロモーションにも大きく貢献できたやりがいMAXの素晴らしい仕事でしたね。

お金(税金)に関する知識を勉強するきっかけになった

副業をやる上で避けては通れない問題に「税金」があります。

副業所得が20万円を超えると確定申告が必要になってくるため、僕もいずれはこれをやる時がくるということですね。

そこでつい最近なのですが、どうせ税金に関する勉強をするならファイナンシャルプランナー(通称:FP)3級をとってしまおうということで資格取得を目指して勉強を始めました!

FP3級を取ろうかなとネットで調べた日が3月17日だったのですが、なんとその日が5月28日に行われる試験の受付開始日だったのです!

これは何かの運命なのかもしれないということで即受験申込をしました。

参考書としてこちらの本を購入しました。

税金に加えて保険や投資といった人生を運営する上で欠かせない知識も習得できるかなりおトクな資格ですので、副業をやる人は取得しておいて損はない有能資格でしょう。

まとめ

本記事のまとめです。

  • 2022年度の副業収益は10万円
  • YouTube、作曲、演奏、ブログ、楽譜販売の5種類の合計額
  • 今後は商品レビューで企業案件を狙いつつ、作曲で高単価案件を受注
  • お金以外にも本業×副業のシナジーが生まれ、FP3級の資格取得のきっかけになった

以上、音楽で稼ぎたいと考える人たちの参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。