それはこの曲のコード進行が気持ち良すぎるからだよー!生ギターで歌うと更に気持ちいいよー!
90年代を代表するヒット曲、シャ乱Qのシングルベッドです。
この曲意外にもコードがめちゃめちゃ練り込まれておりまして、ギターで演奏すると最強に気持ちがいいので是非とも皆さんにシェアしたいと思いました。
カポを4フレットにつけると原曲キーで演奏できます。
YouTubeチャンネルに解説動画がありますので参考にしてみてください。
当記事と組み合わせることで、初心者の方でも頑張れば演奏できるようになると思いますのでぜひ挑戦してみてください!
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目次
イントロ
イントロのコード進行
| A E/G# F#m7 E | Dm6 Esus4 | A E/G# F#m7 E | Gadd9 G7 | C |
イントロのポイント
最強に印象的なイントロです。ソロギターになります。
結構忙しくコードチェンジが必要ですが、幸いにして指板に書かれた押さえ方をするだけで左手は動かす必要はありません。
イントロは指弾きアルペジオ、Aメロ以降はピックによるコードストロークで演奏したいので、僕はこのように中指にピックを保持しながら指弾きアルペジオをしています。
MR.BIGをコピーしまくっていたので、タッピングの時にピックを中指に収納する習慣がついていたのでそれを応用しました。
Gadd9のアルペジオの最後の音をあえて抜かして、ピックに持ち替える時間を作っています。
慣れるまでピックを落としまくるかもしれませんが、指弾きとピック弾きがハイブリッドになるときの解決策の1つとしてぜひ覚えておいてください。
Aメロ
Aメロのコード進行
| C | Bm7 E7 | F G | C |
| Em Am | Em Am | F | Gsus4 G |
| C | Bm7 E7 | F G | C |
| F G | C G/B A A/G | Dm7 Gsus4 G | C G/B |
Aメロのポイント
Aメロのポイントは“代理コード”です。
3行目まではFコードの次にGコードにがきていますが、4行目はDm7からGに行っています。
これはFコードの代理コードがDm7だからです。構成音を見てみましょう。
F : ファ、ラ、ド
Dm7:レ、ファ、ラ、ド
コードの名前は全然違うけど中身はほとんど一緒だね!
このようにコードの構成音がほとんど同じなので、代わりに使ってもいいよねという意味で代理コードと言います。
単純にF→Gばっかりを繰り返していると飽きてしまうため、このようにたまに代理コードを入れることでいわゆるスルメソングにすることができるわけです。
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Bメロ
Bメロのコード進行
| Am | Em | F | Em |
| F | Em | F Dm7 | E | E7 |
Bメロのポイント
サビ前のE、E7で原曲にある「デーン、デデデーン、デデデーン」を再現しましょう笑笑
Eコードに小指を足したり人差し指を曲げたりしてメロディーを弾きましょう。
サビ
サビのコード進行
| A | C#m | F#m | C#m |
| D E/D | C#m F#m F#m/E | D B7/D | E7sus4 E7 |
| A | G#m7(♭5) E Fdim | F#m7 | C#m |
| D E | A E F#7 F#7/E | D Dm |
サビのポイント
いよいよサビです!この曲はサビに全てが詰め込まれていると言っても過言ではありません。
まずはBメロからサビにかけて“転調”します!
転調とは、曲の中で調が変わることを言います。シングルベッドではイントロがAメジャー、AメロBメロがCメジャー、そしてサビでまたAメジャーに転調します。
アコースティックギターの特性上、調が変わると押さえるコードにバレーコードが多くなったりしてしまうので、転調する曲には不向きな楽器ではあります。
ラストサビで半音だけ転調するような曲だとアコギはキツい!転調後ほとんどバレーコードで死亡…という事態に陥りがちです。
しかし幸いなことにシングルベッドではCメジャーからAメジャーへの転調ですので、どちらの調もそれほどバレーコードが多くないので挑戦してみましょう!
そしてサビの中の“ふたりで笑えたね”のところ、D→B7/D#→E7sus4とベースが半音ずつ上昇する進行が気持ちいいポイントその1。
サビの2巡目の“風の香りは”のところ、G#m7(♭5)→E→Fdim→F#m7がもうコードを弾いているだけで最強に気持ちいい!ここが気持ちいいポイントその2です。
コードを弾いているだけでんぎもぢいいいいーーーー!
半音ずつベースが動く進行ってなんでこんなに気持ちいいのでしょうか。
サビの1巡目と2巡目でここまで違うコード進行にできるっていうのが面白いですよね。
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間奏
間奏のコード進行
| A | G#m7(♭5) C#7 | F#m | C#m |
| D E | A E F#7 F#7/E | D | E7sus4 E7 |
間奏のポイント
サビと大体一緒ですが、C#7がまた違う味を出していますね。
コードのバリエーションが多く、全然飽きない名曲です。
おわりに
ただ普通に名曲かと思ったら、こんなに凝ったコード進行だったとは…。
ほんと、この曲はやばいよ…。ギターソロも最強に泣きのギターだし。
コード、メロディー、ギターソロ、歌どれをとっても名曲と言える「シングルベッド」でした。
テンポもゆっくりなので、練習曲としては最適なのではないしょうか。
ぜひ皆さんも挑戦してみてください。
この曲カラオケで歌うとめっちゃ気持ちいいよねー!